「ブラックでも借りれる」は本当か!?

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イマドキはネットで借入先を探す方が多いと思いますが、ネット上で中小消費者金融を調べてみると、

「ブラックでも借りれる」
「ブラック 借りれる 消費者金融」
「金融会社 ブラックOK」

等々、怪しいキーワードが散見されます。
はたして、これは事実なのでしょうか。
本当に正規登録会社でそのような融資をしているのでしょうか。

ここでは、実際に消費者金融での勤務経験がある筆者が、いわゆる「ブラック融資」の秘密に迫ります。

そもそも「ブラック」とは?

さて、「ブラック融資」の事実を語る前に、まずは、「ブラック」の定義を確認しておきましょう。

「ブラック」というワードは世間一般ではよく使われていますが、実は、金融業界の専門用語ではありません。(プロの金融マンで、こんなワードを使っている人はいません。)

そのため、使う人によって、微妙にそれぞれ解釈が異なっているのが普通です。

まあ、あえて定義付けをするなら、「ブラック」とは、「指定信用情報機関に事故情報が登録されている状態を指す」ということになるでしょう。

※信用情報機関の事故情報については、こちらの記事で詳しく解説しています。
(参考記事:JICCのブラック情報を徹底解説

「ブラック」には融資可能なのか?

さて、事故情報の詳細は参考記事で確認頂くとして、ここではもう少し大雑把に区分けをしてみます。
すると、事故情報は大きく2種類に分類することができます。
それは、

  1. 「延滞系」の事故情報
  2. 「自己破産や債務整理系」の事故情報

です。

そして、「延滞系」の事故情報は融資不可能ですが、「自己破産や債務整理系」の事故情報は融資可能な事故情報ということになるのです。

否、イマドキの中小消費者金融においては、「自己破産や債務整理系」の事故情報は、むしろ審査が通りやすいとさえ言われているのです。

これは、既に複数の業者から借金があって、これから自己破産や債務整理に向かう可能性が高い人に融資するよりも、むしろ、一度、自己破産や債務整理をして、過去の借金を整理している人に融資をする方が、リスクが低いと考えられているということです。

このようなことからも、「ブラックでも借りれる」という表現は、ある意味では事実であり、またある意味では事実ではない、どちらも正しいと言えるのです。

「ブラックでも借りれる」はネット広告の重要なキーワード

前項の説明で、融資可能な「ブラック」もあるということは、ご理解頂けたと思います。

しかし、「ブラックでも借りれる」という、あまりに露骨な表現で集客しているような業者は、違法の闇金じゃないの?と思われている方も多いと思います。

しかし、驚くなかれ、実は、「ブラック」関連のキーワードで集客している会社の中には、正規登録の中小消費者金融もずいぶん混じっているのです。

このように、「ブラック」関連のキーワードは、正規登録業者の広告宣伝においても、重要キーワードとなっているのです。

それはひとえに、このようなキーワードで検索して申込む人が、かなり多いからです。

もちろん、このようなキーワードを検索して申込みをしてくる方は、属性があまり良くない方が多いのですが、「ブラック」というキーワードにはそれを補って余りある集客力があるということです。

「ブラック」関連のキーワードは本来NG!

しかし、実は、これら「ブラック」関連のキーワードを用いた広告は、本来、消費者金融の広告では禁止になっているはずです。

理由としては「広告規制」に抵触するからです。

日本貸金業協会の自主規制規則では、

  • 借入が容易であることを過度に強調して、借入意欲をそそるような表現
  • 債務整理を行った者や破産免責を受けた者にも貸付を行う旨の表現

などを禁止しています。

つまり、実際に自己破産や債務整理をした方に融資をすること自体は禁止されていませんが、それをあからさまに宣伝することはNGだということです。

ただ、不思議なのは、本来禁止されているはずのキーワードが、実際はネット上に氾濫しているということです。

中には、広告宣伝を提携先に委ねている会社もありますが、広告に関する最終的な責任は、貸金業者にあるはずです。

このことからも、わかってはいるけれど、集客のためには、綺麗ごとばかりを言っていられない、各中小消費者金融の厳しい現状が垣間見えてきます。

また、今のところ行政も、そこまで厳しく取り締まりをしていないということでしょう。

ライター
本来、禁止されている「ブラックでも借りれる」という表現での集客を黙認している中小消費者金融は多数あります。 「ブラック」というワードには、それだけのパワーがあるということです。
     審査が通る中小消費者金融

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