闇金にはご注意を!

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「闇金」と言うとマンガの中だけの遠い存在に感じている人も多くいますが、実は意外と身近なところに潜んでいるものです。
それどころかネット上では闇金と思しき怪しい会社が、何ら取り締まられることなく堂々と広告を掲載しているような状態です。
いったいどうしてでしょうか。
今回はそんな謎の多い闇金の実態と最近の傾向についてレポートしてみました。

闇金とは?

一般的に「闇金」とは、正規の貸金業登録を行っていない金融会社のことで、違法の高金利をとる業者のことを指します。
闇金と言っても様々なタイプがありますが、代表的な手口、特徴は以下のようなものです。

  1. 「低金利で融資」、「ブラックでもOK」などの誘い文句で、正規登録会社で利用がしづらい自己破産者や多重債務者をターゲットにしている。
  2. 主に電話、チラシ、ダイレクトメールでの勧誘が多くみられる。(首都圏のヤミ金融が地方の利用者に対して勧誘するケースが多い)
  3. 貸付金額は3~5万の小口で、返済期間も7~10日の短期間が主流。小口なのですぐに返済できるだろうという利用者の心理をついてくる。(しかし、違法な高金利で借金はあっというまに膨れ上がり、短期間の請求で返済はすぐに行き詰まる。)
  4. 返済が遅れた際の取り立ての為に、利用者の“親・兄弟・親戚”の連絡先を確認される。本人以外にも“親・兄弟・親戚”に厳しい取り立てを行い、精神的に追い詰める。
  5. 一度、ヤミ金融を利用すると、情報が他のヤミ金融にも流れるので、その後も頻繁に勧誘が行われる。

また最近は、闇金に携帯電話を騙し取られるという被害も増加しているので要注意です。
その手口は単純で、
「信用情報機関上での信用を回復するために携帯電話の契約をして下さい」
「融資の条件として、携帯電話を○○台契約して下さい」

など様々な理由をこじつけて、契約させた携帯電話を郵送するように指示してくるといったものです。

もちろん、そのような業者に携帯電話を郵送しても、融資は実行されることはありませんし、手数料が支払われる場合でも二束三文です。
ヤミ金融は、このようにして足がつきにくい第三者名義の携帯電話を手に入れて、様々な犯罪行為に利用しています。

もちろん携帯電話の端末代金や通話代金の支払いは、実際に携帯電話を契約した方に支払義務が発生することになるので、被害者が負担することになります。

仮に被害者が詐欺に気が付いて、端末代金を支払って、携帯電話を解約しても、その端末本体は「白ロム」として売り飛ばされることになります。

最近の主流はソフト闇金

闇金の中でも、最近の主流は、脅迫まがいの取り立てをせず、お客に対しての対応も優しい「ソフト闇金」です。
しかし、いくら対応がマイルドといっても、違法の高金利であることは間違いないので利用するのはもちろん危険です。

またソフト闇金の利用者は、正規登録業者と勘違いして借入れしたのではなく、最初からそこが「ソフト闇金」であることをわかって借りている人が多いので、トラブルも少なく、事件になりにくいのでなかなか表面化しにくいと言われています。

その証拠に、ネットで「ソフト闇金」を検索すると、違法業者であることを堂々と宣言して宣伝しているソフト闇金業者のHPをいくつも発見することが出来ます。

「私たちは安心して利用出来る優良ソフト闇金です。」

なんて謳い文句には思わず突っ込みをいれたくなるほどです。

官報情報を利用することもある

闇金の集客方法はネットが中心ですが、時には、自己破産者や民事再生者を狙いうちしてダイレクトメールを郵送するなどの方法をとることもあります。
その場合、闇金が個人情報を取得する手段のひとつに「官報」があります。

「官報」とは,法律・政令等の制定・改正の情報や,破産・相続等の裁判内容が掲載されている国が発行している新聞のようなもので、自己破産、民事再生手続きをとった場合は、この「官報」という「国の機関紙」に公表されることになっているのです。

闇金融は、破産者に限定して効率よくダイレクトメールの発送をする為、この「官報」の情報を利用しています。
(ネットで官報情報を取得することも可能ですし、また「破産者の官報情報をデータベース化した名簿」まで販売されています。)

残念ながら、このように「官報」は、闇金業者が効率よく、金融事故者のデーターを収集するためのツールになっている面があります。

なぜ警察は闇金を取り締まらないのか

これだけ数多くの闇金がネット上ではびこっているのに警察はなかなか取り締まることができないのでしょうか。
それは、警察は「民事不介入」なので、基本的には被害届が出ていなければ、なかなか捜査をしてくれないということがあるからです。

また被害届を出しても十分な証拠が揃っておらず、事件性がなければ受理してもらえないこともあります。

もちろん警察も全く取り締まっていないわけではありませんが、なかなか簡単なことではないようです。

闇金の見分け方

さて、ここまで闇金の特徴や最近の傾向について説明してきましたが、闇金からは絶対に借入れしないと決めていても、テレビCMを行っているような大手消費者金融業者と違い中小業者の中には聞いたこともないような社名の業者もあるので、実際、素人の方が、「正規登録業者」と「闇金」の区別をするのは困難なことです。
そこで、ここでは闇金かどうかの簡単な見分け方を説明しておきます。

①「登録貸金業者情報検索入力ページ」を活用

正規業者か闇金業者かを見分ける一番確実な方法は金融庁ホームページ内にある、
登録貸金業者情報検索入力ページを利用して調査することです。
申込しようとしている会社が正規登録業者か否かは、ここで調査すれば判明します。
この検索でヒットしない業者は違法の闇金業者の可能性が高く、要注意です!

②各財務局、各都道府県に問い合わせする

「登録貸金業者情報検索入力ページ」の業者情報は反映するのに時間を要し、リアルタイムでは反映されません。
そのような場合、登録番号欄に記載されている各財務局・都道府県に直接問い合わせすることも可能です。

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