知って得する消費者金融業界用語

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どの業界にも、その道のプロが好んで使う、いわゆる「業界用語」というものがございます。
もちろん消費者金融業界とて例外ではございません。

この「業界用語」に、即座に反応することができれば、「コイツ、わかっているな」と、相手に侮られることもなくなりますし、なんとなく、雰囲気がでるので、カッコイイやり取りができるようになるというわけあります。

ここでは、消費者金融の業界用語の中でも代表的なものを、わかりやすく解説させていただきます。
わざわざ、これみよがしに濫用する必要はありませんが、ここぞという場面で、さらりと口にすれば、効果はてき面、消費者金融でのキャッシングを検討している方は覚えておいて損はないのであります。

債権者(さいけんしゃ)・債務者(さいむしゃ)

この用語は、キャッシングにおいて、頻繁に使われるので、是非とも覚えておくとよいでしょう。
その意味は、超ざっくり説明すれば以下の通りでございます。

●債権者・・貸した側(消費者金融のことを指す)

●債務者・・借りた側(お客のことを指す)

イマドキのコンプライアンスの時代では、大炎上間違いなしですが、かの牧歌的時代には、オンボロアパートを指して、「ここは典型的な債務者住宅やな~」などと軽口を叩く輩もいたものでございました。

※例文
「債権者と債務者はお互いフィフティーフィフティーですから!」

証書契約(しょうしょけいやく)・リボ契約

これもキャッシングの基本用語で、意味は以下の通りでございます。

●証書契約(分割払い契約)
・・一度借り入れしたら返済のみの契約

●リボ契約(リボルビング契約)
・・定められた限度額の範囲で入金と出金を繰り返すことができる契約

利便性が高いのは、圧倒的にリボ契約のほうですが、中小消費者金融の中には、リボ契約に対応していない会社もあるので注意が必要なのでございます。

※例文
「ここの返済方式は、証書ですか、それともリボですか?」

期失(きしつ)

これは、カードローン契約の常套句、「期限の利益の喪失」を省略した呼び方でございます。
「期限の利益」とは、お金を借りても、突然返してと言われることなく、期限までに返済すればよいという約束のことであります。
これを「喪失」させるわけなので、「期失」をさせるということは、まさに、「耳そろえて全額返してくれ!」と請求をかけるということなのであります。

尚、消費者金融の契約約款では、1日でも遅れたら、期失することができる内容になっているのが普通なので、くれぐれもご注意あれ。

※例文
「〇〇さんの借り入れは、既に期失となっているので、本来、請求額は元利合計全額です。ただし、返済してゆく意思があるのであれば、分割払いでも相談には応じます。」

飛ぶ(とぶ)

「飛ぶ」とは、借金の返済を放置して行方不明、所在不明になってしまうことを指します。
ちなみに警察用語で、犯人が海外など遠隔地へ逃亡することを「高飛び」などといいますが、それと大体同じ意味なのであります。

管理(かんり)する

我々の業界で「管理」と言えば、通常、「債権管理」のことであります。

債権管理とは、狭い意味では、「取り立て業務」のことを指します。
(「取り立て業務」のことを漫画では、よく、「キリトリ」などと言っていますが、正規業者は、品よく「債権管理」と言うのが普通です。)

また、広い意味では、お客が不良債権化しないように、返済計画の相談に乗ったりすることを指しております。

そして時には、他社で借り入れを増やそうとしていたり、おかしな挙動がないか、きちんとお客を見張っておくことを意味することもあります。

※例文
「このお客、放っておいたら、飛びそうだから、キッチリ管理しておけよ!」

事故(じこ)

消費者金融はキャッシング審査をする際、指定信用情報機関を利用した返済能力調査をすることが義務付けられていますが、信用情報に、「延滞」、「債務整理」、「自己破産」、「法的手続」などの、ネガティブ情報があることを、業界では、「事故」が発生していると言います。

※例文
「このお客さんは事故まみれなので残念ながら否決です。」

LC(エルシー)・LE(エルイー)・L(エル)

キャッシングの指定信用情報機関である、㈱日本信用情報機構(通称:JICC)の前身は、33の個人情報センターによって構成される「全国信用情報センター連合会(全情連)」でございました。

そしてこの全情連は「レンダース」と呼ばれておりました。
そのため、かつては、信用情報のことを、「LC(エルシー レンダースセンターの略)」とか「LE(エルイー レンダース略)」とか、単に「L(エル)」と言ったりしていたものです。

ちなみに、消費者金融社員の中でも、こんな呼称を知っているのは、業歴20年以上の社員だけです。

仮に、お客と話をしていて、こんなワードが飛び出して来たら、「コイツ、ただ者ではない」と思ってしまうような、業界でも知る人ぞ知るワードなのでございます。

※例文
「この前、自分のLCの開示をしたのですが、身に覚えのない事故情報がありまして・・」

電信扱い・文書扱い

銀行振込には、電信扱いと文書扱いとがあります。

電信扱いは、手数料は高いのですが、通常15時までに入金すれば当日中に先方に振込みすることができます。
しかし、文書扱いは、手数料は安いのですが、振込~着金まで、3日ほど日数がかかってしまうというものでした。
(ちなみにATMからの振り込みはすべて電信扱いです。)

すなわち、延滞者からすれば、文書扱いで振込んだと言えば、3日ほど時間稼ぎをすることができるというわけです。

最近では、文書扱いの取り扱いをしていない金融機関も増え、あまり聞かれなくなりましたが、かの牧歌的時代には、この文書扱いを口実にするお客も多くいたものでした。

※例文
「すみません、本日、振込しましたが、文書扱いでした。」

ライター
いかがでしたでしょうか。 消費者金融業界は、横のつながりが希薄ですが、ここで紹介した業界用語は、どこの業者でも通じます。
     審査が通る中小消費者金融

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